2024年10月02日
令和6年10月1日(火曜日)に医学部臨床講義棟2階で開催された「令和6年度 第3回(通算 第32回)香川大学医学部リサーチ・クロストーク」において、大学院医学系研究科医学専攻の大学院生、久保博之さんが優れた学術成果を発表され、医学部長より「Best Presentation Award」が贈呈されました。
今回受賞となりました研究発表演題及び概要等は次のとおりです。
1.受賞研究発表演題及び概要
演者:久保 博之(大学院医学系研究科医学専攻 大学院生)
演題:がん治療用HSV-1の抗腫瘍効果における感染・複製能の役割
概要:ウイルス療法は、投与部位の直接的殺細胞効果のみならず、がん免疫を介した遠隔効果が期待できる。私達は、遠隔効果を誘導するのに重要な免疫学的機序を明らかにすることで、治療効果を増強する手がかりを模索している。本発表では、がん治療用HSV-1の感染と複製が抗腫瘍効果に果たす役割について報告する。
2.贈呈式の様子
3.リサーチ・クロストークについて
「香川大学医学部リサーチ・クロストーク」は、医学部内の研究活動を活性化することを目的として令和2年度より定期的に開催して参りましたが、今年度より、本学部の研究マインドを早期にかつさらに広い裾野で醸成していくことを目的として、学部生・大学院生の発表を推奨しています。
学部生、大学院生が日頃の研究成果を発表し、討論する絶好の機会となっておりますので、演題募集の際には、是非、ご応募下さい。