－「カンボジアにおける学校保健室を基盤とした日本型保健教員養成モデルの開発事業」－

 

2018年度 文部科学省「日本型教育の海外展開推進事業（EDU-Portニッポン）」 応援プロジェクトとして採択されました。

本事業は、カンボジア教育青年スポーツ省（以下、「教育省」）が行う教員養成課程のうち「保健」教員養成を支援するものです。日本の養護教諭の養成と職務に関する来日研修や渡航指導等を通して支援します。

医学部清水教授らは、JICA草の根技術協力事業を2017年3月から実施し、カンボジアで保健室を中心とした学校保健教育を支援しています。現地の政府関係者や教員らの来日研修を実施し、現地教育省の学校保健副読本を作成しています。これらの技術を2018年9月に開校した現地教員養成課程「保健」教員養成に生かし、学校保健の質の向上に寄与することを目指しています。

今後は、人事交流やSNS等での情報交換を通して、日本における養護教諭養成の技術をカンボジア型教員養成の支援に提供します。